剃毛なし植毛(U-FUE)とは?
標準的なFUE植毛では、毛包を1本ずつ精密に採取するため、ドナー部位(後頭部)を剃る必要があります。仕事上、私生活上、あるいは目立たなさを重視する理由から既存の髪の長さを保つ必要がある患者様には、剃毛なしFUEという選択肢があります。
U-FUEでは、採取が行われる部位だけをごく小さく刈り込み、周囲の髪は自然な長さのまま残します。この髪が施術直後から刈り込んだ部分を覆い隠します。その結果、クリニックを出る時点で手術を受けたことが外見上わからなくなります。

U-FUE vs 標準FUE — 主な違い


中間の選択肢 — 部分剃毛
剃毛なしか全剃毛かの二択だけではありません。部分剃毛という方法では、ドナー部位の中に細い帯状の部分だけを剃り、その上の髪を通常通り下ろせば完全に隠れます — 見た目には何も変わらず、完全な剃毛なし施術で諦めることになるグラフト数の上限の大部分を取り戻せます。
U-FUEの上限を超えるグラフト数が必要でありながら、月曜の朝には何もしていないように見せたいという患者様には、通常この方法が答えになります。カウンセリングで確認する価値のあるポイントです。「剃毛なし」を希望する患者様の多くは実際には「何も見えないこと」を望んでおり、これらは同じ要望ではないためです。
髪を長いまま保つ場合の回復
治癒のプロセス自体は剃毛した施術と変わりません — 髪を長いまま残したことで 回復のタイムラインが変わることはありません。変わるのはケアの仕方です。
- 洗髪に時間がかかります。 かさぶたは、開いた頭皮からではなく周囲の髪の間を通してふやかし、丁寧に浮かせる必要があります。急ぐとグラフトが脱落する原因になります。
- かさぶたが見えにくくなります。 確認もしづらいため、クリニックが依頼する経過写真は、剃毛した場合よりも剃毛なしの場合の方が重要になります。
- 許可が出るまでスタイリング剤は使用不可です。 髪が長いといつもの習慣に早く戻りたくなりますが、ジェル・ワックス・ドライシャンプーは指示があるまでお待ちください。
- 抜け毛が目立ちにくくなります。 移植した髪は通常通り2〜4週目に抜けますが、周囲の髪がそれを隠してくれます — これはプロセス自体が変わるわけではなく、あくまで見た目の安心材料です。